今年1月発売、本坊酒造マルス津貫蒸留所のシングルモルトの第2作をいただきました。
「ピーテッド」は控えめで、おとなしいウイスキーです。
シングルモルト津貫 PEATED(Single Malt Japanese Whisky TSUNUKI Peated) 50%
- 香り…ピートの入口。アップルパイ、ブラックチェリー、桃、クラフティ。
- 味…ライトボディでリンゴが前面。アップルパイに加え、カルヴァドスっぽさも。
- 総評…スモーキー、ピーティをアクセントにしたライトなシングルモルト。
87点
@Atrium Ginza
津貫蒸留所(鹿児島県南さつま市)の開設は2016年11月。
ラベルにあるとおりオープンした2016年〜2017年蒸留で3年熟成。
ピーテッドモルト原酒をバーボン樽熟成させているそうです。
同社マルス信州蒸留所の「駒ヶ岳」よりも、個人的にはこちらのほうが好みです。
津貫は信州よりもヘヴィな酒質を目指しているそうですが、「津貫 PEATED」は飲みやすく、優しささえ覚えたほど。
全体としてスコットランドの内陸系ピートを彷彿させるピートが、うっすらとしたアクセントに。
マルス信州とは明らかに違い、トロピカルとまでは行かないものの、南国的なコンテンツを感じさせます。