自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。「悲劇の女王」の異名をとるスコットランド女王メアリー・スチュアートに由来するスコッチ、ハイランドクイーンです。成城石井 東京ドームラクーア店で1,639円(税抜1,490円)。
ハイランドクイーン シェリーカスクフィニッシュ 40%
- 香り…甘くソフト。マジパン、昔ながらのカスタードプディング。微かに消毒用エタノール、ファンデーション。
- 味…ハーブウォーターのようでいながら、温かみはしっかり。セージ、3日前のごま油、ブラウンシュガー、スペアミントガム。切れ上がり早い。
- 総評…甘さ控えめ、全体的にマジパンのような甘さ+ハーブ様の青みがかった印象。
ハイランドクイーンは、現在ガイアフローが取り扱っていますが、ぼくが購入したのは並行輸入品。酒場やスーパーなどでよく見かけるブレンデッドスコッチのひとつです。ホーム蒸留所はハイランドのタリバーディン。2008年にフランスの有名ワイン商ピカールファミリーがオーナーになってから、多様なラインナップがリリースされています。
このノンエイジのシェリーカスクフィニッシュは、タリバーディン20年を彷彿させるハーブっぽさ。押し出しこそ強くないものの、マジパンで包まれたケーキの中に、ハーブが練り込まれたかのような風味付けを感じさせます。
現行のハイランドクイーンは手ごろな価格。成城石井に立ち寄ったときは、このシェリーカスクフィニッシュのほか、8年、1561シリーズ30年の3種類が陳列されているのを確認しました。さすがに1561は鍵付きの棚に、ちょこなんと収められていましたが。
プレミアムシリーズが体験できたらウレシイところですが、スタンダードも全然OK。むしろスタンダードでタリバーディンとの飲み比べも面白そうだなと思います。