第一印象は余市、それも飲みやすい余市という感じ。
脳みそが一瞬バグりました。
シングルモルト宮城峡 ピーテッド(Single Malt Miyagikyo PEATED) 48%
- 香り…やや硫黄からスタート。バター、温泉場のくぐもった燻煙。その後にアップルパイ、フルーツケーキ。
- 味…ミディアム寄りのライトボディ。ベイクドキャラメルチーズケーキ、レーズンバター。
- 総評…華やかさとピートの煙さとのせめぎ合いは、後者に軍配。宮城峡というより余市の変形版な趣と錯覚する。
85点
@どれすでん
毎年1回の限定リリースが定着しているニッカの余市と宮城峡。
2021年の限定版(9月28日発売)は余市のノンピーテッドと、この宮城峡のピーテッドで、要するにレギュラーの逆張りです。
両者を知っている人であれば、「あれ? 余市を注いでもらったっけ?」と驚くのでは。
宮城峡の華やかさと優美さはどこへやら、余市っぽい懐かしの薫香が先に立っています。
まるで個性派選手がトレードしたかのよう。
近日中に余市のほうも飲んで、この宮城峡と比べてみます。