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キングス・バレイをオールドパーで。

キングス・バレイをオールドパーで

東京・銀座の「TENDER」オーナーバーテンダー、上田和男さんの創作カクテルのひとつ「キングス・バレイ」。
ウイスキー、ホワイトキュラソー、ライムジュース、ブルーキュラソーをシェイカーでシェイクして、グラスに注ぐ。

先日2軒目に伺った際、酔っぱらった勢いで、「ベースにスコッチのホワイト&マッカイを使うのはなぜですか?」とお聞きしたんです。

カクテルが好きでもウイスキーがキツいと感じる人はいる。
そういう人のために、ウイスキーっぽさをあえて出さないようにするものとして、ホワイト&マッカイにしているとのお答えに感嘆しました。
「ホワイト&マッカイでつくると、ウイスキーの味がしない。これは(酒の)間口を広げるためのものなんですよ」と上田さん。
今さらですが、ひじょうに微妙なバランスで成り立っているものなんだなぁ。
すべてにおいて意味、理由があるんですね。

その際に上田さんはもうひとつヒントをくださった。
ウイスキーのコシがほしいのであれば「オールドパーで」指定してください、と。

で、フラフラと、でも決意をもって(大げさw)、また伺いました。
1杯目「キングス・バレイを、オールドパーでお願いします」(キリッ!)
冒頭のアイキャッチ写真がそう。

キューッと行っちゃうワシに「ゆっくり飲んでね、これからが美味しくなります」と上田さん。
粘ったつもりですが、この1杯目で正直全く区別がつかず、2杯目に通常のホワイト&マッカイのキングス・バレイを(下の写真、口をつけた後でごめんね)。

キングス・バレイ飲み比べ

ショートカクテルの飲み比べ、しかもキングス・バレイで(嬉)。
ひとくち、ふたくち。
「どう? 違いがわかった?」
「……っと、こちらのほうが全然軽い、飲みやすいです」
小並感なことしか言えませんでしたが、我が意を得たりな感の上田さんに安堵。
スルスル行ってしまうのを我慢していただきましたが、美味しいものほど早く身体に収まるのは困ったもの。

余談ながらオールドパーのことを教わった前々回訪問時、相当酔っぱらっていて「1軒目に来てください」と言われていたんですよね。
それは鮮明に覚えていたのですが……、またしても勢いをつけての2軒目。
3杯目の〆にサイドカーをお願いした時点で、「健康に気をつけて」とバレバレでした、すみません。
大人の飲み方が分からん中年です(恥)。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性