シェリー感はさほどでもなく、むしろヘザーハニーが真っ先に飛び込んで来て、いかにもなハイランドパークでした。
ハイランドパーク14年 エジンバラ空港向け(HIGHLAND PARK 2003-2017 14 Years Old for EDINBURGH AIRPORT Cask No.2118) 59.9%
- 香り…ヘザーハニー、マーマレードジャム、紫の花、ブラックカラントやブルーベリー、後ろのほうに石鹸。
- 味…麦芽の甘さ。クリーム、ジンジャーミルク、枝付きレーズン。燻製したナッツが傍らに。余韻そこそこ。
- 総評…まさにヘザーハニーな入口からクリームやベリー系のフルーツに収斂していくプロセスが面白い。
86点
@Heather Honey
ハイランドパークが欧州ほか世界各地の免税店や、インデペンデントボトラー向けにリリースしているシングルカスクシリーズのひとつ。
2018年1月発売で300本限定、リフィルシェリーバットの14年熟成です。
飲めばひと目でハイランドパークと分かるヘザーハニーと、ややくぐもった燻香がいかにも。
開栓して少し経つせいか、シェリーなベタつきよりも、いい感じの飲みやすさに落ち着いていました。
余談ながら、クリムゾンのフェスティバルホール公演後に伺ったのが、こちらのBAR。
1年ぶりの再会を店主と喜びつつ、ゆっくりテイスティングどころじゃなくなりました。
なんせ店主がぼくの着ていたクリムゾンのツアーTシャツを見て、まさかのBGM変更。
店内のBOSEでクリムゾンをかけてくれちゃったから(驚)。
「日本中のウイスキーバーで、今クリムゾンかけてるのはウチだけでしょ」と。
居合わせた常連さんと大笑いしたけど、なんか申し訳なかったな。
どうもありがと、また次回ね。
この後、いただいた2杯は次の記事以降で。