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夏は苦手だが、嫌いではない。

皆さんのいちばん好きな季節は? 僕は秋なんですよね。いちばん過ごしやすくて、服もおしゃれができて、なんとなく物思いに耽る時期。街を歩いていても、夏の喧騒が終わってしまい、どこか物憂げな雰囲気になる。そんな季節が好きなんです。

だから6月の夏至を過ぎて、夏を迎えると「早く過ぎ去れ~」という感じ。今年はまだ7月の半ばなのに夏本番の酷暑が連日続き、消耗します。

とにかく暑いのが苦手なので、春が来ると「もう温かくなってきた、すると次は夏か」とブルーになります。朝・昼・夜ではいちばん夜が好きな夜型人間としては、陽が短くなる季節が愛しいのですね。「あ、もう暮れてきた」と焦りつつ、時計を見るとまだ17時、みたいなね。「むはは、夜は長いぜ」となんだか得した気分に。

たぶん夏が苦手というのは、日本独自の温暖湿潤気候によると思うんです。酷暑に拍車をかけているのは、湿気なのですよね。早足で汗っかきなので、目的地に着いた瞬間に汗が滝のよう出てくる。これもウンザリ。

2001年の6月(かな?)にギリシャを旅行したとき、過ごしやすい気候(地中海性気候)に衝撃を受けました。暑いのに汗が出ないのですから。こんな土地に暮らしたいと心底思ったものです。

夏が苦手なのは「蒸し暑い」から。でも、もともと夏の雰囲気は嫌いじゃないんです。
・温かさ(暑さ)が後押しして、なんだかんだ出かけたくなる。
・陽炎が立つ昼間、気温が下がりつつある暮れ残した夕暮れの雰囲気。
・夏特有の食べ物が楽しめる(冷やし中華、アイスクリーム、夏野菜など)。アイスコーヒーは氷が溶けて薄くなるのが嫌なので、キホン飲まない。

この辺が認められるようになったのは、多少でも大人になったからかも。ちょっと前までは「イヤなものはイヤ」と断固許せませんでしたら。対象の悪いところではなく、良いところを見つめる。そこにフォーカスしていくと、自分にもプラスの思考が自動的に降りてくる気がします。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性