鈴本演芸場の令和四年一月初席第三部の八日目(2022年1月8日、17時40分〜)を観てきました。
ふーっ、個人的に松の内も明けないうちにいろいろあって、ほんとうの意味で正月を迎えた気分です。
ジャグリング ストレート松浦
茄子娘 正雀
音楽 のだゆき
野狐三次 木端売り 琴調
粗忽長屋 はん治
漫才 ニックス
色事根問 文菊
新版三十石 雲助
三味線漫談 あずみ
代書屋 権太楼
仲入り
壽獅子 太神楽社中
替り目 さん喬
恵方巻きの話 喬太郎
紙切り 正楽
磯の鮑 三三
鈴本初席の第三部に行くのが恒例行事化した感じですが、何回見ても新鮮です。
主任の三三さんは「磯の鮑」。
町内の若い衆に担がれた与太郎が、聞いたとおりに吉原でモテようとするおうむ返し。
三三さんの高座に年がら年中接しているわけではないけど、噺の引き出しの多さには毎度感嘆します。
気風のいい落語、今年はたくさん聴きたいな。
色物さんの晴れ着姿も見もので、ニックスが「着替え、1時間! 持ち時間、8分!」と叫べば、あずみさんが文菊さんの入り方をマネしながら出てきたり、喬太郎さんが恵方巻きの「あるべき食べ方・使い方」を話しただけで下りちゃったり。
この華やか賑やか、豪華幕の内弁当な初席で、運気を上げちゃいました。