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神田古本まつりに参加して思ったこと。

約2年半ぶりに開催された『神田古本まつり』の最終日に足を運びました。
お目当ての本やピンとくる本は見つからず、文庫本を1冊買ったのみ。
それでも古本が並べられているワゴンを、目を皿のようにして覗き込むだけで楽しいものです。

それはさておき、だんだん参加者のマナーが見苦しくなっていってますね、老若男女問わず。

  • 邪魔=ワゴンの前で立ち読みしながらスマホで通話し(待ち合わせらしい)、そこから離れようとしない女。歩道の真ん中で立ち読みしている女。

少しパラパラめくって内容や状態を確かめるならまだしも、買う気もないのに場所を占有するなど言語道断です。

  • 危険=デカいリュックを背負ったり、ゴロゴロを引いてきたり。のみならず、リュックに入れたステッキが歩行者に向けられているのに気づかないジイさん。ゴロゴロを歩道に放置してるオッさん。

周りの人に配慮できない典型。ケガの危険だけでなく、下手すればトラブルの元です。

このイベントにかかわらず、酒場であれスーパーであれ劇場であれ電車内であれ、年々、日に日に、公共の場での傍若無人ってやつを考えさせられます。
外出で不快な思いをしないほうが珍しくなっている。

今年2月に亡くなった石原慎太郎さんのインタビューの、東日本大地震のときの発言をそのまま引用させてもらう。
石原さんは個人的に苦手だけど、このときは至極まっとうなことを言ったと思う。

「この際だから言わせてもらう。いつから日本人は、こんな利己的な国民になったのかね」

ほんと情けない。
けれども、こういう感じになっていくんだろうね。
あんまこういうこと書きたくないけど、自分のブログだからこそ言いたいことは言わせてもらう。

でもね、なかには、背後から本に手を伸ばしてきた人に譲ったら礼を返されたり、ぶつかったら謝ってきたり(これらは総じて若い人である。老人ほどタチが悪い)する人も、稀ではあるけど中にはいます。

こういう優しい、人に配慮できる人が報われるような社会であるべきだし、ぼく自身はそういう人の活躍の妨げにならないように振る舞っていきます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性