鈴本演芸場2022年(令和四年)四月中席夜の部は、講談の神田茜さんがトリ。
なんと出演落語家すべて新作(創作)という番組です。
三日目(4月19日)に行ってきました、
追っかけ家族 きよ彦
すぶや 和泉
音曲漫才 めおと楽団ジキジキ
もてたい 清麿
リサイクル課長 丈二
仲入り
首領が行く! きく麿
太神楽曲芸 和助
あちらかしら 神田茜
今席は鈴本が落語協会に「貸席」する企画「百日寄席 上野街笑賑(うえのまちわらいのにぎわい)」の番組。
神田茜さんは新作の講談家で、小説も書いている才人です。
「あちらかしら」も新作のひとつ。
伝統芸能で名を成す夫が女遊びで家を空けている際、不在を問われて「あちらかしら」としとやかに返す夫人。
その様子をトーク番組で見た主婦が、これはサバけているとばかりに真似しようとして騒動になる話。
かつてこの話を池袋演芸場でかけた際に、客のアンケート回答でなじられてしまったとかで、リベンジとしての一席だった模様。
しかも鈴本も初トリでとても緊張しているとのことでしたが、茜さんの内向きな感じに、むしろ好感をもちました。
この顔付、柳家喬太郎さん(落語協会常任理事)が考えたそうで、新作の演者で固めたキャスティングに唸らされました。
もっと新作もたくさん聴かねば。
鈴本演芸場での神田茜ちゃんトリ無事に千秋楽。俺の「茜の恋の物語」で盛り上がり茜ちゃん「牡丹灯籠」にバトンタッチ。お客さんも沢山入って大爆笑!終わってきく麿丈二と久しぶりの打ち上げだよ!ホッとした茜ちゃんも大笑いの打ち上げでした!
いやー楽しかったよ! pic.twitter.com/iFDeT7hNtb— 三遊亭白鳥 (@sanyuteihakutyo) April 20, 2022
意識が戻らない病床の父親を見舞ったこの日、半休で寄席へ。
なんというか、何か笑いでもしないと心のバランスがとれん。
結局、自分の趣味に助けられている。