毎年9月初旬の日曜日、湯島天満宮で行われる落語協会の「謝楽祭」。
今年は落語協会新会長の柳家さん喬さん、謝楽祭2024実行委員長の林家きく麿さんのもと、1日だけのファン感謝デーに多数の落語ファンが詰めかけました。
混雑が苦手な身としては、人出のすごい場所やイベントは通常スルーなのですが、この謝楽祭については例外で、何時間かは会場内をパトロール。
最近の目的としては、直筆サインをいただく、高座以外でのくだけた感じの芸人さんを間近に見て黙礼する、それくらいでちょうどいい。
噺家さんや色物さんをつかまえて話すなんぞ、ちょっと恐れ多い。
で、今回の目的は
- 当選した落語協会百年記念誌を受け取りに行く
- その記念誌と福扇(謝楽祭限定販売の扇子)に直筆サインをいただく
という、ゆるゆるな感じ。
記念誌は協会関係者のみに配られるものですが、協会が一般にも抽選でおすそ分けしてくれたもの。
転売禁止のため往復ハガキ(!)で申し込み、受け取りは謝楽祭の会場での手渡しのみですから、ハードルはそれなりに高い。
今回当選の知らせに、ありがたく拝受しました。
で、桂文楽さんの代理でペヤング屋台にいらっしゃる三三さんから記念誌に直筆をいただくべく、ペヤングを購入。
「え、表紙に? 表紙はちょっと……」ととまどいつつ、さらさらっとペンを走らせる三三さん。
長蛇の列がいっこうに引く気配のない喬太郎さんの列にも並び、今年も喬太郎さんから直筆をいただきました。
いやー、もうこれで十分。何もしてないのに(遊んだだけなのに)心地いい、くたびれ方。
すっかり定着した大人気のイベント、やはりいいですね。
大混雑ですが、芸人屋台の品物や飲食が売り切れ始める14時半以降は、今年はやや空いていた印象です。
次回は朝イチで来よう。