早慶レガッタを隅田川べりで応援した過日の日曜日、どうしてもラーメンをすすりたくなってしまい。
郷愁に駆られると想起する店のひとつに駆けつけました。
この日ジョギングした意味がなくなりますが、いいのです。
アイキャッチは個人的に大好きな塩ラーメン(+味付け卵トッピング)。
銀座にある某店の、透き通ったスープに病みつきになり、この店には若い時分に一時期通いました。
味が全然変わってなくて安心。
ただ、昔と違うのは1.5人前くらいある盛りの多さがいささか腹に堪えるようになったこと。
寄る年波にはかないまへん。
「あそこの○○が食べたいーっ!」みたいに、遠ざかってしまったけど知った味が無性にほしくなること、ありますよね。
ファストフードのような最大公約数的な旨さだろうと、街の定食屋さんだろうとそれは同じで。
舌も、記憶のノスタルジーの構成要素なんですよね。
でも、何十年かぶりに行った店のうちの幾つかは、何度か「あれっ? なんか美味しくない」と感じたこともあったのも事実。
考えるに、店の味が変わったとか落ちたとかではなく、自分の舌が無駄に肥えたためでしょうね。
馬齢を重ねる悲しみです。