クラフトの雄、アイラのキルホーマンの熟成10年超のボトルです。
これはこれでできたボディであり、15年やそれ以上の熟成が進んだときには、いったいどうなってしまうのでしょう。
とても楽しみになりました。
キルホーマン 11年 2007-2019 11年 for キャンベルタウンロッホ20周年記念(Kilchoman 11y Bottled Exclusively for BAR CAMPBELLTOUN LOCH 20th ANNIVERSARY)55.7%
- 香り…意外に控えめ。イカ焼き、シムネルケーキ、カステラ、レモンピール。
- 味…甘さのちスパイス。甘草、シナモンたっぷりのチャイ。
- 総評…アタリの強さはなく、ゆるい甘さが始終支配。チョコレートと合わせてみたい。
89点
@長谷川
東京・有楽町にあるモルトラバーの聖地、キャンベルタウンロッホさんの20周年記念ボトル。
バーボンバレルでの11年熟成シングルカスクです。
もっと強めのピートがあっても良いのでは? と思ったほど穏やかでスイート。
あえてこの樽を選んだマスター・中村信之さんの見立てにやられました。
ちなみにキャンベルタウンロッホさんは、此度の周年記念としてキルホーマンのほか、グレンファークラス、グレンスコシア、グレンカダム、ロングモーンの4種類を詰めているそう。
前者3種の選択は納得できますが、後者のふたつがシブい!
愛好家に早い者勝ちで飲まれて、もはや見かけることさえないだろうけど。