仕事にはびこる、カタカナ語のうさんくささに要注意。

数年前からよく耳にするようになった「カスタマーサクセス」という言葉。
前職で使ったMA(マーケティングオートメーション)ベンダーさんが部署名に付けていて、「けったいなネーミングだな」と思ったのが最初。

自社のツールを「継続的に」使ってもらうからには、売って終わりというわけにいかない。
ランニング(サブスク)でフィーを取っていこうとするなら、顧客に寄り添って、自社のサービスやツールを使いこなしてもらわねば。
気に入ってもらえなければ、成果を上げてもらわなければ契約を打ち切られる。
ある意味、そういう危機感から来ているのでしょうね。

しかしまぁ、なんというか、いかにも軽いね。
マーケティング(マーケター)とか、コンサルティング(コンサルタント)とか、よくわかってもいない人間が軽々と使うなや。
これらは通信技術と相まって、日進月歩に進化していくもの。
一度や二度いい結果を出したくらいで、成功体験だとはしゃぐのは、おめでたすぎやしないかい。

「これが鉄板」なんて成功法則が見つかれば誰も苦労しないし、そもそもコンサルなんて必要ない。
多少でも成果が出ればドヤ顔を決め、成果が出なければ「こんなもんですよ」とうそぶく。
使い手(ユーザー)が自分自身で最良の選択をしているかのように錯覚させるのが、この手のやり方。
使い手はツールやサービスを使ってエンドユーザーを手玉に取ろうとし、ベンダーは簡単にそれができるという甘言で使い手を釣る。
これも経済を回すってヤツ?
取れるところから取る、いやらしさが透けて見えるんだよ。

うすっぺらいカタカナ語の背景に見える騙し合いに苦笑する深夜です。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログはほぼ毎日更新1,700記事超(2021年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性