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KDDIのエンジニアに感謝、みたいなツイートに感じる薄気味悪さ。

KDDIの通信障害で、解決に24時間どころか3日を要するトラブルがありました。
いろいろ衝撃的なことがありすぎて、そのたびに大事件・大事故がすぐに過去のものとなって上書きされてしまう傾向に違和感を覚えます。
いま流行りの過去の過失を遡って糾弾するキャンセルカルチャーとやらは苦手ですが、過去に起こったことの忘却には与しませんよ。

この件で、auショップに苦情を言いに詰めかけた人がいたようです。
ま、切羽詰まったとしても止したほうがいい行為ですな。
冷静に考えれば分かることだけど、そんなことしたって回復しないから。
こういうときにわざわざ難癖つける人って、普段解消しがたいストレスを抱えているんだろうね。
だからタガが外れる。

いっぽうで、「auのエンジニアに感謝」みたいなツイートを目にして、言いようのない薄気味悪さを感じます。
なにその、相田みつを的な物言いは。
言葉がうわっ滑りで空疎なんだけど、とりあえずネガティブで批判的なポストはやめて寛容な人間になったつもり?
薄っぺらいねぇ。

あのさ、トラブルを起こしたのはキャリアなんだから、そこに目を向けないでどうする?
まず復旧に急ぐのは当たり前で、そこから事故原因を究明し、再発防止に結びつけるのは当たり前の工程ですよ。

万一があってはダメだから、月々に高いカネを払っているわけよ。格安SIMがあるって? 知ってるよ。ぼくは使わないけど、肯定も否定もしません。どうぞご自由に。がんばってください。

感謝、みたいな牧歌的なポストをしているユーザーさん。この障害時に自分が一刻も早くケータイ、スマホを使いたいときに繋がらない渦中にいたとき、同じことを言えるのか見ものだね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性