首都高速都心環状線・神田橋JCT~江戸橋JCT約1.8kmの高架を撤去し、地下に移す工事が始まっています。
開通は2035年、高架の撤去終了は2040年だそうです(いずれも予定)。
個人的に、この地下化には釈然としないというか、正直かなり残念に思っています。
あの辺りに長年住んできた人にとっては宿願のようだから、言いづらいんだけどね。
なぜって、この高架も含めて景色だからね。
日本橋川に架かる首都高速も含めて、日本橋の今のランドスケープなわけよ。
ドライブ好きとしては、あのビル間を縫い、暗渠を這い、線路の上を跨ぎ、線路の横を並走するロケーションも最高なわけよ。
高速道路の新設や延伸、拡張といえば、最近のべつ地下トンネル化。
土地買収の非現実性を考えれば、やむを得ないにしても、既存の都心環状線は違います。
地震大国ゆえ高架のメンテを考えれば地下化のほうが合理的なんだろうけど、わざわざ撤去までする必要って?
理解に苦しみます。
たしかこの件って、小泉純一郎元首相が言い出したと記憶しているんだけど、聞いたときは「寝言は寝てから言え」と思ったほど。
そんなことより政治がやることはいくらでもあるだろ。
しかし、まさか本当に実行されようとは。
首都高には神田橋JCTから乗っているので悲しい。
ドライブがつまらなくなるなぁ。
調布のような地盤沈下でも起こらないかぎり、この流れは止められそうもないかもですね。
青空を取り戻すとか、東京にいて何言ってんだか。
そういうヤツは山口晃画伯の絵でも見とけ。
どうせ良さなんか、理解できんだろうがw