汎用……というか、酒屋さんでなじみすぎるあまり、素通りしがちです。
が、改めて手にとって見ると、サントリーはボトルデザインのユニークさでも群を抜いてますね。
角瓶、ダルマの愛称のオールド、24面カットの響、オールブラックのリザーブ、このローヤル。
ローヤルは「酒」の漢字右側のつくりと、「酉」の字を模した、これ以上ないユニークなデザインが目を引きます。
サントリー ローヤル(Suntory Whisky ROYAL) 43%
- 香り…りんご、バタークッキー缶、チェリー、香料多めのジャム、塩バターの大学いも。
- 味…杏のコンポート、ナツメグやシナモン、中盤にガムシロップ。ロックでパイナップル缶と黒胡椒。
- 総評…お化粧が濃いめな昭和の淑女を想起。シングルモルト山崎、シェリー樽系の原酒を彷彿させる香味。
85点
700mLボトルお値段3,180円(税抜)で自宅飲み用に購入。
ペリペリと剥がし、キャップを回して注ぐと、CMの効果音かと思うくらい。
キュポッ、トクトクトクトク〜ッと。
こんな些細なことでもうれしく感じてしまう。アラフィフ男児です。
個人的には先日飲んだサントリーリザーブのほうが好みだったりします。
このローヤルを飲んで感じたのは、「山崎にプラスあれこれ綯い交ぜ」な印象。
あくまで印象ですので正誤は別にして、とにかくヒジョーにゴテゴテしている。
化粧が濃すぎて、素顔や輪郭が見事に隠されています。
ローヤルといえば、以前いただいた旧版ボトルが、あまりにも旨すぎて悶絶した覚えがあるんですよね。
見知らぬ外国人ツーリストにごちそうになっちゃったせいもあるかな……ははは。
そして最近YouTubeで「おすすめ」に入ってきた、ピーター・フォークのCM動画(YouTubeで検索してみて!)。
むかーし見た記憶があったのですが、いま見ると泣けてしまう。
ほんっとサントリー宣伝部、ずるいしすごいしセンスよし。
未来に語り継がれる広告と、飲み継がれるウイスキーの永続性よ。