10月に開催された『噺家の手ぬぐい展』の最終日に行ってきました(東京・九段生涯学習館)。
落語家の五明樓玉の輔さんがデザインを手がけた、オリジナルの手ぬぐい50点がズラリ(写真撮影OK)。
驚いたことに、落語家だけでなく、色物さんや企業のものまであったのですよ。
手ぬぐいといえば、噺家にとって不可欠の小道具であり、一般の人には縁遠いかもしれません。
が、写真を見てください。
ここまでデザイン性があると、ちょっと持ってみたいなと思いません?
ぼくは最近ハンカチの代わりに手ぬぐいを携えているのですが、これなら布巾に、風呂敷代わりに、ブックカバーに幅広く使えます。
玉の輔さんデザインはひじょうに目立つだけに、落語家が高座で使うわけには行かないでしょうけど、素人が普段使いで持ったら、愉快でおしゃれでしょうね。
余談ですが、会場を出る際に偶然にも玉の輔さん本人と遭遇しました。
遊び人風情のある師匠ですが、線の細いルックスからは案外繊細な感性の持ち主なのかもと勝手な想像。
会場のアンケートに「商品化して売ってください」とリクエストしちゃいました。
ぜひに市販化を。