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カティサーク ストーム、モルトに寄せたら”らしさ”が消えた。

カティサークの上位版ともいえるブレンデッドで、2012年に発売されましたが、現在はバカルディのサイトには未掲載。
モルトの比率高めだそうで、カティサーク特有の草っぽさは抑えられ、リッチな飲み口です。

カティサーク ストーム(Cutty Sark Storm) 40%

  • 香り…揮発油や焼酎のようなホワイトスピリッツ、プルーン、ルッコラ、後半に樽感。
  • 味…シロップのような甘み。麦、どら焼き、少量のナツメグやシナモン、シェリー酒。
  • 総評…クセのないカティサークといったところ。らしさの片鱗はある。カティ好きが趣向を変える分にはいいかも。

83点

カティサーク ストームをテイスティング

並行輸入品で近所の酒販店で購入(3,280円、税込3,608円)。
自宅飲み(自宅用)ブレンデッドスコッチです。

エドリントングループの中のモルトでも、スペイサイドを軸に構成されているということは、グレンロセスやマッカランですね。
カティサークならではの緑っぽさ、草むらに放り込まれた感覚は薄まっています。
つまり美人投票的に旨いウイスキーになっているわけですが、換言すればカティ特有の個性が損なわれてしまっているとも。

この辺は好みなのですが、カティ好きならスタンダード一択でしょうね。
とにかくモルトが高値になってしまっているので、多少お安く“マッカラン風”を楽しむ選択肢になりそう。
……って、この「ストーム」、今は正規品にないんだった。
モルトが売れているし生産量に限界があるから、それどころではないのかもね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性