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関内寄席『喬太郎・白酒二人会』(2023年4月)。

関内寄席「喬太郎・白酒二人会」(2023年4月)

毎年1回、横浜関内ホール・大ホールで行われる『喬太郎・白酒二人会』(2023年4月2日)、個人的には貴重なライブでした。

フラグ短命 柳家やなぎ
代書屋 桃月庵白酒
転宅 柳家喬太郎
仲入り
侵略指南 柳家喬太郎
花見の仇討ち 桃月庵白酒

「貴重な」と言うのも、喬太郎さんが「侵略指南」のまくらで自身の身辺にまつわる意外な変化を披露したんですよ。SNSに書かないでね、と冗談めかしていましたが、それくらい意外なことで。

喬太郎さんが……ねぇ。協会の仕事を率先してやっていらっしゃるのは、後進を育成しない代わりと推察していたのですが。
カツカレー食べたさに上野を彷徨ったエピソードのまくらを披露するくらいの人です。本来は一人が大好きなのでは。だから今回の「告白」には、何があったんだろう? と想像しちゃいます。

個人的には白酒贔屓なので、春の噺である「花見の仇討ち」に間に合ったのがうれしかった。これを聴かないと春は始まらんのです。
目立ちたがりの江戸っ子4人が、花見客でごった返す上野の摺鉢山でニセの仇討ちを演じ、評判を取ろうという趣向。江戸っ子4人、六部役の伯父さん、仇討ちを助太刀しようとする武士2人、さらに野次馬と登場人物が多いのも特徴です。

白酒さんの得意とする噺で、毎年好んでかけている風。人物の演じ分けも妙味ですが、全員が男で女が一人も出てこない。この辺りが白酒さん的な演じやすさに繋がっていたりするのかも。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性