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柳家喬太郎『死神』、これが新時代の本寸法。

鈴本演芸場2023年七月上席夜の部(主任:柳家喬太郎)

鈴本演芸場2023年七月上席夜の部は、柳家喬太郎さんの主任公演。初日の『死神』観てきました。

フラグ短命 やなぎ
奇術 アサダ二世
権助魚 小平太
お餅 きく麿
漫才 ニックス
芝居の喧嘩 一朝
湯屋番 菊之丞
仲入り
ものまね 猫八
いかけや 扇橋
紙切り 二楽
死神 喬太郎

コロナ明けの通常モードに切り替わった鈴本は、夜公演で企画公演が多くなっています。今席は「19時40分の残酷 オモ(重)クラ(暗)い喬太郎」と題して、ネタ出しの怪談三昧。むー、これは素晴らしい。最高だ。

喬太郎さんの『死神』、初めてのライブ体験。ついに、ようやく! 今までテレビでしか観たことなかったからなぁ。感慨もひとしおですわ。

喬太郎さんがどのように演じているか。ネタバレはしませんが、結論から言えば「これが型なのでは」というくらい、しっくり来る。喬太郎さんの死神は怖いというよりも、得体の知れない気味悪さがあります。

一攫千金にありついた男の浮沈と、一度は生かしてやった男に裏切られた死神の演じ分け。前者はいつもの喬太郎さん、後者は憑依した喬太郎さん。ドス黒く、低いしゃがれ声で迫る死神を観ていると、この人は噺家というよりも演技者、表現者なのだな、と。柳家喬太郎という1ジャンルなのではなかろうか。

久しぶりの鈴本なので、この日はいろいろ発見。扇橋さんの語り口はやはり師匠の扇辰さん似、ニックスのネタ更新、一朝さんや菊之丞さんの芝居心&改めて感じる上手さ。

やはり寄席は、鈴本はええなぁ。7月はなるたけ足を運びたい。

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