『第50回全国バーテンダー技能競技大会&第28回全国エリートバーテンダーカクテルコンペティション』関東広域本部予選会を観戦してきました(2023年4月9日/コートヤード・マリオット銀座東武ホテル)。
NBAとは全米プロバスケ……ではなく、一般社団法人日本バーテンダー協会(Nippon bartender association)の略。協会に所属するBARのバーテンダーが出場して、しのぎを削る大会です。
ざっくり言えばバーテンダーの技術力、発想力、芸術性を競うもの。自分で考案したカクテルを作り、サーブするところまで制限時間内にこなさねばならない。
素人から見た結論を言えば、各バーテンダーの技量に極端な差があるとは思えません。大会に出場できるだけの研鑽を積んでいるわけですから。
ただし、予選を突破できるレベルの人たちは、
熱意+経験値+練習の積み上げ(+才能)=結果
につながっている気がします。モチベーションと自己研鑽の継続ができるか、ではないのかな。
NBAの大会はストイックというか、選手個々がカクテルを追求する姿勢がまっすぐ。ほぼ全員がバーコートでバシッと決めて、姿勢もシャンとして、堂々たる立ち居振る舞いです。酒を扱う人のすがすがしさよ。
3年ぶりのライブ開催とあって、会場の椅子席はほぼ満席。観客のほとんどが店や店のバーテンダーを応援している人たちで、最後の表彰式では歓声と拍手で、スポーツ大会の様相です。
かくいうぼくも、知っているバーテンダーの何人かが選手として出場するので、その応援を兼ねて。
カウンター向こうに立つ人たちに対しては、常に敬意を抱いていますが、そういうオモテでは見えない一面が眩しかった。
熱気に当てられて、終了後の懇親会もそこそこに会場を後に。今夜は皆さん、おつかれさま会だね。
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