ウイスキーはラベル変更で香味が変わる、とよく言われますが。
このタリスカーについては、差異がありませんでした(自分比)。
タリスカー10年 2021年ラベル(Talisker 10y) 45.8%
- 香り…はっきりと主義主張あり。燻煙、アーモンド、胡麻塩。
- 味…マイルドながら骨あるボディ。燻製した塩キャラメル。クリームから海苔の佃煮まで表情豊かだが、根底にあるのはバニラ様の甘さ。
- 総評…パワフルさ健在。ピートが主張し、アタックは力強い。牡蠣のチャウダーと合わせたい!
85点
@カドヤ黒門町スタンド
ラベル変更のリニューアル前と何が違うのか?
アルコール度数も45.8%で変わらず。
香味自体に変化はほぼありません。
MHDモエヘネシーディアジオの中核たるアイランズモルトだけに、あからさまな改訂はないようです。
強いて言えば、当然ながら旧ラベルのほうが飲みやすくまろやかで、モナカやアルミっぽさなどが見え隠れ。
新ラベルのほうがパワフルで押してくる主張があり、旧ラベルには柔めボディなりの多様性を垣間見ることができます。
もっとも、旧ラベル(と言うのにも抵抗あり)の香味は経年変化によるものでもあり、新ラベルとは同条件で比較判断すべきところですが、そこはなにとぞ。
直近のリリースで比較する機会はほぼないので、こういうお遊びもたまには良いですね。