五街道雲助さんの人間国宝内定、驚きでした。予想だにしなかった。もちろん素晴らしいニュースです。
落語界では、柳家小さん(5代目)、桂米朝(3代目)、柳家小三治(10代目)に次ぐ4人目。小三治さん亡き後の落語家の人間国宝は東京なら柳家か、上方から出るものと予想してたから、意表を突く報せでした。それがまさかの古今亭ファミリー。
亭号なぞは関係なく、その人が相応しいのかどうかに尽きるんだろうな。「国宝」なんだから、常に基準や根拠などが求められる俗世の企業文化などは対岸の話で、「この人が相応しいから、この人!」みたいな問答無用感がほしいね。
東京かわら版増刊号『東西寄席演芸家名鑑』をめくってみると、雲助さんの同期は柳家さん喬さん。両方の高座を体験している身としては、さん喬師匠の高座は至芸だし、むしろなぜお鉢が回らなかったのか不思議なくらい。
とにかく雲助さん、ということで。雲助さんのお弟子さんは超個性派の3人ですが、なかでも桃月庵白酒さんの感想を聴きたいもので。国宝としての小三治さんを、まくらにしていましたからね。自分の師匠に対してはどうなんでしょ。いずれにせよ面白いことになったなぁ。
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