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柳家三三さんの『殿様と海』、世代問わずのファンタジー。

柳家三三「殿様と海」

上野鈴本演芸場、2023年7月下席夜の部4日目に伺いました。三三さんによる、聴く気はなかった新作高座。ですが、やはり足を運んでよかった。

子ほめ 歌ん太
権兵衛狸 小はだ
太神楽曲芸 仙志郎・仙成
無精床 しん平
あちたりこちたり 福治
漫才 風藤松原
手紙無筆 雲助
粗忽長屋 はん治
仲入り
奇術 花島世津子
宮戸川 左龍
紙切り 正楽
殿様と海 三三

『殿様と海』あらすじ

ある国の殿様、最初に体験した海釣りでビギナーズラック。なんと鯛を釣り上げてしまった。味を占めた殿様は家臣の制止も聞かず、夢よ再びと海釣りを決行する。

新作落語と換骨奪胎のブレンド妙味

初めて見聞しました。新作落語の鬼才、三遊亭白鳥さんが手がけた本作。三三さんが「座布団を粗略に扱うもので」とまくらを振ったあたりから、本題の落語に至るまで白鳥さんの創作性が随所に。

最初の釣りで呉越同舟となった他国の殿様に釣果をバカにされ、歯ぎしりする思いの殿様。終盤に大物を釣ったことで一矢報い、大物の鯛を釣り上げた殿様は、ライバルの殿様の口に釣果の鯛頭部を突っ込み、泡を吹いて気絶させる。この辺がマイルドに、もとい古典に仕立てられているのが、さすがの三三流でした。

終盤にかけて、大物と格闘するくだりは、まさにヘミングウェイの『老人と海』であり、どこかSF的な趣もあります。実際この演目は絵本化されていて、この日の客席には男子児童の姿も。これなら確かに老若男女問わず楽しめます。

下席は人間国宝に認定された雲助さんも顔付けされていて、この日は『手紙無筆』を。個人的に雲助さんはわざわざ見に行きたい噺家の一人であるので、特別扱いされてほしくないなと。ま、杞憂でしょうけどね。

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