今の仕事のメンバーは国内、海外それぞれ拠点が見事にバラバラ。一堂に集う機会がないことから、月に1回程度リモート会議システムZoomを使って懇親会が行われています。
初めて今回おなじみのBARから出席したのですが……。もう二度としません。しくじった過程を振り返ります。
経緯、つないだ環境
で、タイミングが合えば、自分の職場環境である一人オフィス(都内のワンルームに一人勤務なのです)あるいは自宅から出席しているのですが(飲み会嫌いだけど、これくらいは出ておかないと協調性が危ぶまれるw)、それだと変わり映えしない。ぼく自身も気乗りしない。
ということで、おなじみのBARのカウンター席からスマホアプリのZoomをつないで参加してみたのです。
BARではWi-Fi接続自体問題なし。隣りの席は空席。スマホスタンドにiPhoneを載せて、ワイヤレスイヤホンで臨んだので周囲に参加者の声は漏れません。ぼくの声のみ。
結論これが失敗。お店、周りのお客さんに迷惑をかけるわで、何よりも自分もいけない。
なぜ失敗か
3つの視点から言うことができます。
お店側からみて
- 今回の店では事前に店主に確認をとり、OKの返事をいただいた。その店でぼくは比較的頻繁に伺っている類と自認しているが、ゆえに店としてもむげに断りづらい
- Zoom飲みするような客の前例はなく、状況が想定しづらかった
周りのお客さんからみて
- 「なんか嫌な感じ」「明確なマナー違反」を指摘したいができない
- 会話が嫌でも耳に入ってきて不愉快
自分からみて
- イヤホンをしていても、Zoom内の会話の内容が聞き取りづらい
- そんなとき自分に会話が振られた場合、声のボリュームを上げて聞き返すことに……つまり自分の声が周りのお客さんに響く
- メタ認知の視点の欠落=第三者からみた自分を想像してみれば、あまり見栄えのいいものでないのがわかるだろうに
- 常連風を吹かせてはいないものの、お店側の好意に甘えた結果、他から見て様子のよくない格好になった
- 「これを隣りでされたらどんな気分か」という想像力の欠如
- ペースが速くなり、酒量が無駄に多くなる
改善とまとめ
電車や劇場でなぜケータイの通話を控えるよう呼び掛けられているのか。少し考えればわかること。今回のZoomはそれに気づかされる結果となりました。
改善策として次回は居酒屋さんの隅っこでやろうかと思案中です。