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「タイパ」にも良い側面がある。

ながら見、マルチタスク、事前リサーチ、在宅ワーク……広義でいえば、これらはすべて「タイムパフォーマンス」といえるでしょう。
Z世代のライフハックの象徴例であり、なかには否定的側面もいわれがちです。
でもこれって、Z世代に限らず、現代人なら程度の差こそあれ、誰もが自然とやっているものでしょう。

かくいうぼく自身も否定的な意見でして、マルチタスクなんてものは、できるようでできないのが当たり前(何かが疎かになる)。
映画を早送りにして観るなんざ、愚の骨頂もいいところで。
そんなんで、いっぱし知った気にならんでほしいぜ。

タイパが先鋭化した先には、恐ろしくインスタントで感情のない世界が待っていることでしょう。
社会保障の切り下げで医療もタイパ、名著名作のダイジェストが横行し、在宅ワークの一方で監視ツールがデフォルトになる。
地方が切り捨てられ都市部にインフラが一極集中し、電動キックボードの事故が増え、食事は合理的な宇宙食スタイルに。

タイパのマインドの定着によって、ロクでもない未来が目に浮かんでしまうのだけど、一方で良い側面もあるっちゃある。
考え方を変えてみればいいだけで、タイパで浮いた時間を有効に使うのです。
家族とのだんらんを大事にする、趣味に没頭する、それこそダイジェスト版で気に入った映画に出会ったら、ちゃんとノーカットで見てみる。

要はなんでもいいのです。
「自分のためになる有効な時間を増やすため」と考えれば、タイパの発揮も悪くないんじゃないかな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性