『羅小黒戦記』という中国のアニメ映画、なにげに気に入っていまして。
この映画だけでなく派生するWebアニメやサントラCD、グッズなどでも楽しませてもらっています。
シリーズ3部作で、第2作の製作が開始されたとかで、楽しみでなりません。
秋葉原のSTELLAMAP Cafe(ステラマップカフェ)で期間限定オープンした、本作のコラボカフェに行ってみました。
半ば付き合いでしたが、これが想像以上に楽しい体験だったので記録を残させてください。
羅小黒戦記のコラボカフェとは
- 作品にちなんだカフェ・軽食メニューを提供
- 1品オーダーするごとに、キャラクターの描かれたコースターがもらえる
- このカフェのためにスタジオが書き下ろしを提供&オリジナルグッズを販売
おそらく他の作品でも同様の試みなのでしょう。
上のように書くと「それだけか」という感じですが、これが馬鹿にできない。
徹底したコンセプトでゲストを魅了
テーブルの上には作品の代表的キャラクター(本作では小黒、無限、風息、洛竹、虚淮)のミニボードが配され、壁には作品のポスター(SNSで発表される二十四節気にちなんだ絵)。
作者MTJJの寒木春華スタジオ(HMCH)による大型のパネルが入口や店内でゲストを迎えます。
大画面モニターでは、作品の予告編(日本版と中国のオリジナル版の数パターン)が繰り返し流され、全く飽きさせません。
フードメニューの凝りよう
ぼくが頼んだのは、主役キャラ・無限にちなんだドリンク(通称:無限の汗ドリンク)。
これが作品を観た人にしかわからないですが、発想がなんとも可笑しく、でも的を射ている。
ほかワンタンメン、北京ダック風チキンなどを。
フードは1品が約1000円、ドリンクは800円。
本当に軽食といった一口サイズにしているのは、コースターをたくさんほしいファン向けなのでしょう。
できるだけ多くのファンに楽しんでもらえるよう、カフェにいられる時間は最大で90分。
時間が区切られており、開始50分でラストオーダーとなります。
でもね、十二分に堪能できます。
まとめ
カフェに足を運んだのは、2023年11月23日。
記事にアップするまで時間がかかってしまったのは、この体験が消化できず、ジワっていたからで。
カフェに来ていたのお客さんはもちろん作品のファンが大半だそうけど、圧倒的に女性が多かったのが印象的でした。
しかもいわゆるオタクっぽい人ではなく、おしゃれな人が単独だったり、グループでワイワイと、見事にバラバラ。
でも皆、キャラのアクスタやぬいぐるみを持参して、頼んだ飲食と一緒にスマホで撮影していて実に楽しそう。
こういう世界があったんだなぁと感嘆しました。
それにしても『羅小黒戦記』、息の長い人気は大したもの。
定期的に「燃料」を投下するやり方が上手いし、その燃料を実際に楽しんでいるのは確か。
次回作公開が本当に楽しみです。
……っと、このコラボ企画、なんとホテルニューオータニの宿泊プランでも期間限定で行われるのです。
年明け、そちらに行ってきます。
まんまと乗せられてますが、楽しいのでいいんですよ。