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その「こだわり」に意味はあるか。

〆切という仕事のピークを迎えている今週。いつにもまして、自分時間を削られてしまったと反省しています。この仕事で大敵は「こだわり」というやつです。仕事を検証し、非生産的だなと思った「こだわり」の部分については、極力省エネ化しようと思います。

「店主のこだわり」とか「こだわりの逸品」とか、「こだわり」という言葉は今でこそいい意味で使われますね。換言すれば思い入れ、とでもいうのでしょうか。

「こだわる」は漢字で書くと「拘る」になります。拘泥する=とらわれる、固執する、我を通すという類語が想起されます。

つまり全然いい意味ではないのです、こだわるって。本来はね。

「品質にこだわる」というと、いかにも聞こえがよく感じます。が、文字通りそのこだわりに囚われるあまり、時間を大きく浪費してしまっていいのか。

大事なのは「そのこだわりに、顧客が価値を感じているか」ということ。それがないところで、自己満足で品質を追求したとしても、残念ながら意味を成しません。ほとんど意味のないことに注力し、自分一人だけドヤ顔してる。そんなふうに、気がついたら裸の王様状態だったというのが正直かなり怖いです。

これまでも自分自身でそうやって評価を見直し、ぜい肉(顧客が価値を感じていない無駄な作業)を少しずつそぎ落としてきました。結果、自分から若い人たちに渡したもの=担当していた領分はずいぶんとスマート化して、負担を軽くしてきたと気づきました(これはひそかな自慢です)。

さて、と。まだまだ仕事を軽くできるはず。それはもちろん手を抜くことではありません。その分、割くべきところに労力を割り当てるということです。そして自分の時間も作ろう。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性