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持ち去ることへの抵抗がマヒした人にみる薄ら寒さ。

ニュースの重要性からすれば、当事者以外の第三者からすれば、大きな出来事でしかないのだけど。
「人が大事にしているものを持ち去る」ってのは、窃盗という意味を以上のタチの悪さを感じます。

街で見かけたことのある腹の立つ案件は、花の持ち去り。
庭先や塀に立てかけて飾っていた花を、プランターごと盗まれた戸建ての家主さんが「大切に育てたもの。そっとでいいから返してほしい」と貼り紙していたのには、ほんと胸が痛んだな。
店で万引き(という言い方もやだね、のべつ窃盗でいいよ)する輩と、質は変わらない。
むしろ通りすがりに、誰も見ていないことをいいことに盗む分、もっと酷い行いですわ。

持ち去り以外にも、クルマに傷をつけて立ち去っていくやつとか(ドラレコにばっちり映っているのに)、道端に飼い犬の糞をそのままにしていくやつとか、軽く病んでいるんだよ。
これらは明らかに悪意をもった行動だからね。
万引きや痴漢と同様ビョーキですわ。

その悪意に至る過程に踏み込んで治療しなければならんので、難しいところですが。
こんなのかわいいもの、と片付けられるのもうすら寒い。
精神の鬱屈や歪みが爆発した先はどうなるのか。

心の闇というのは誰しもあるものだろうけど、自分でそれを飼い慣らせなくなるくらいなら、生きるのやめたほうがいいね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性