学校給食時の「ふりかけ」是非について、ちょっとした論争になっているという朝日新聞の記事を読みまして。
飽食社会を象徴する、いかにも平和なニュースですね。
食いたくても食えない人がいるというのに。
そもそも日本は「健康で文化的な最低限度の生活」が憲法で保障されていることを忘れちゃいけない。
それはさておき、給食のふりかけ、誠にけっこうじゃないですか。
目的がフードロスを減らすことであれば理に適っているし、そもそもの提案が中学生徒側から出されたというのも興味深い。
実にかわいい提案じゃん。むしろ教育委員会を動かす若人のアクションは褒められるべき、ですよ。拍手。
ってか、ふりかけじゃなくても良くね?
海苔とか梅干しとか佃煮とか、そういう発想はないのかな。
ごはんが進めばいいわけで。
記事では共産党議員による
「残食をなくすために、ふりかけでいいんでしょうか。公の給食は、子どもたちが食べたいように食べることを主にしていくのではない」
「学校給食は空腹を満たすものではない。教育の一環。ふりかけにもいろんな種類がある。中身に責任を持てますか。何かあったときどうされるんですか」
などという、一見もっともらしい反対意見が紹介されていますが。
んなこと言っているから、いつまで経っても自立しない、他人まかせな脳みそになるんだよ。
ふりかけを機に、白めしの美味さに気づき、「ふりかけイラネ」となることだってあるかもしれん。
その人の食を形成するのは学校ではなく、生まれた家の文化に由来し、その延長線上に食育があるのだから。
ごちゃごちゃ言っていたら、いつまで経っても残飯は減らんね。
「味変」でさらにバラエティ豊かな給食、大いにやるべし。
※アイキャッチ画像のヒレカツは、本文とは関係ありません。
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