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「様」と「さま」について。

メールの宛名、相手の氏名(苗字)に次に何と付けていますか。僕は社内の上司・同僚に対しては「さん」づけです。では、外部の人に対しては?

ついこないだまで、一様に「さま」とひらがなにしていました。のですが……先月から漢字(=様)と、ひらがな(=さま)を使い分けることに。

メールに宛名を「さま」とひらがなで書く人は、相手のことをばかにしている。

こんな意見を聞いたからです。そう思われることに、ちょっと驚きです。断じてそんなことはありません。

「さま」とひらがな書きをしたのは、学生時代にバイトした新聞社で、そのように書いていた人に感化されてのことです。大学を卒業してから編集の仕事をするようになって今に至るまで、ひらがなの「さま」書き文化は、自分の周りではけっこうな頻度で見受けられます。

現在の仕事、取引先たるクライアントは「様」と書く人が圧倒的に多い。そして同業他社、あるいは同じ業界の人たちには「さま」と書いてくる人が多い。

なぜか。これは単純で短絡的な推測だけど、要するに、おかたくない仕事ゆえの一側面ではないかと。こういう柔らかい、くだけた表現が許される、とでもいうのかな。

だから、前述のように「相手をばかにしている」と言われると困惑してしまいます。けれども、そういうふうに悪くとらえてしまう人が一部でもいると分かった以上、仕方ありません。クライアントに対しては「様」と漢字で書くようになりました。

他方、相手が「さま」と書いてきた場合、こちらも「さま」で返します。

たかだかこれしきのことで、と笑われるかもしれませんが。なんか共感性があるというか、わかりあえている感じがするんですよね。

極論ですが「様」とメールで書く場合は、なにかこう、心を許してない感じがします。そう自分でとるのは、まぁ仕方ありません。だって、現在の客のことが好きじゃないのだから。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性