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芥川龍之介は「1を10にする」小説家でもあった。

田端文士村記念館『古典的作品の再現者 芥川龍之介』

田端文士村記念館の開館30周年記念展『古典的作品の再現者 芥川龍之介「宇治拾遺物語」から「千夜一夜物語」まで』を見に行ってきました。
『羅生門』『鼻』『藪の中』『地獄変』などの有名作品は、古典文学が大元であることにクローズアップした企画展です。

たとえば『今昔物語』などから材を取っている『羅生門』『芋粥』『藪の中』、『宇治拾遺物語』をヒントにしている『地獄変』、唐の小説『杜子春伝』をベースにした『杜子春』など、枚挙にいとまなし。
和漢洋問わず、古典に精通していた芥川龍之介(1892-1927)の仕事ぶりがわかります。

展示で最も衝撃を受けたのは……

芥川が1924年に発表した『桃太郎』。
これね、知りませんでした。
あまりにも有名な日本のおとぎ話が、すがすがしいまでに「胸くそ」な物語に生まれ変わっています。

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芥川龍之介 桃太郎

芥川は換骨奪胎の名手でもあった

自身の編み出すオリジナルの物語、たとえば『蜜柑』のような「0→1」に長けているのはもちろん。
古典を読みやすく咀嚼して、かつ「1→10」にするような編み出しをしていたのが、芥川その人で。

芥川から古典にあたるもよし、原点の古典まで遡ってから芥川に触れるもよし。
どこから入っても発見があることは間違いありません。

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