高齢者による「アクセルとブレーキの踏み間違え」の事故が後を経ちません。
アクセルとブレーキペダルを、右足でどうやったら踏み違えられるのか。今のところ理解に苦しむ運転です。
そう、あくまで「今のところ」。加齢による視野狭窄、判断力や反射神経の低下は否めない。それが自分には当てはまらない、自分は歳を取っても絶対大丈夫と誰が言えますかね。
個人的な話、愛車がマニュアルシフトなので、たまにレンタカーでオートマ車のハンドルを握ると妙に緊張するんですよ。
仕事で使わざるを得ないときなど嫌で嫌で仕方ない。
ブレーキを強く踏みすぎて前のめりになったり、ギヤをドライブに入れ忘れて「P」や「N」のまま発進を試みたりと、細かい失敗をやらかします。
正直オートマ車のほうが神経使う。とにかく運転が疲れます。
マニュアル車の利点のひとつは「ペダルの踏み違え」がまずないこと
その点マニュアル車はラクですよ。ギヤを操作する必要があるので、オートマ車のように「勝手に走ってしまう」ようなことは起こり得ない。
ギヤを入れて走るものだから、制動中はエンジンブレーキとセット。「下り坂でブレーキがきかなくなった」事故は、オートマ車で「D」に入れっぱなしだからでしょ。1速・2速があるのだから使えばいいのに。まさか知らないわけじゃないよね。
ドライブ大好きだが事故は怖くてたまらん
自分が事故を起こさないと過信、断言できないのは、根が臆病だからでしょうね。「100人に1人は死亡事故を起こす」という調査結果もあるし。
自分が起こさなくても、事故に巻き込まれる恐れだってある。
むかしはドライブデートなんぞ平気でしていましたが、今は万一を考えてしまいます。
たまたま遭った事故で助手席の人を死なせたら、と想像するだけで怖い。
職業ドライバーであろうと、レジャーでしか乗らない一般ドライバーだろうと。ベテランだろうと初心者だろうと。車の運転はすなわち事故と表裏であることを意識したほうがいい。ドライバーの属性は関係ないのです。
このような慎重マインドで臆病なぼくは、やはりオートマの運転はできないですな。