アフィリエイト広告を利用しています。

「あってもなくてもいいもの」は、なくていいのだが……

コロナ騒動のとき、「不要不急」という言葉が流行ったの、覚えてます? 当時はコンサートホールや寄席など、規模の大小にかかわらず、会場が開いているだけで叩く風潮がありました。
矛先は屋台船のクラスタに始まり、夜の街など飲食店や酒が悪者扱いされる始末。みんな忘れたかもしれない。ぼく自身も忘れかけているけど、歴史的な汚点を忘れるわけにいかない。

昨今ミニマルな暮らし、ミニマリストといった、身の回りの余計なモノ・コトを減らすライフスタイルが謳われています。
それ自体は否定しないし、素晴らしいと感じますが、自分にはとても無理。必要最小限のモノ・コトだけでは、たぶん生きる意味がなくなってしまう。
「無駄」「不要不急」「なくても困らない」だからこそ、持っておきたい&体験したいのですよ。

それどころか休日なんか無駄なことしかしていません。
筋トレやジョギングも「やらなくていい」ですが、健康のために必要といえるから「あったほうがいい」にカウントしていいよね。
それ以外は見事に「なくていい」やつばかり。モノであればマイカー、洋服、酒。コトであれば演劇、落語、旅行、BAR探訪、このブログwなど。
うん、まったく生活に困らないね、なくてもさ。

でも、これがないと潤いがなくなる。

乾燥肌の自分は保湿剤をつけないと肌がカサカサになります。ケチって生活までカサカサにしたくないのです。
合理性からかけ離れたところにこそ、生きる意味ってあるんじゃないですかね。
無駄遣いに走ってこそ人間、間違いを犯すからこそ人間なんじゃないの。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性