まぁビックリの航空ショーでした。
「新型コロナの患者に対応する医療関係者に敬意と謝意を」とのことで、航空自衛隊の展示飛行チームのブルーインパルス6機が都心上空を飛行しました。
今回のブルーインパルスの飛行について、ぼく自身はこの試みに好感を持っていますが、批判的な意見を述べている方々も多いですね(個人的によく読んでいる論客、知識人の皆さんは特にそう)。
コロナクライシスに忙殺されている医療関係者のほとんどは見られない、税金の無駄遣い、防衛省が誰の発案かなどの詳細を明らかにしていない、などなど。
こうした理由から批判されるのは、その通りで、ごもっともだと思います。
ぼく自身はお気楽なサラリーマンの身で、医療関係者とは無関係。
でも、そういう自分のような一般市民が医療関係者に思いを寄せる機会になり、協力や支援の手が加わるなら、あながち無駄とも言えないのでは。
政府与党の支持・不支持に関係なく、そう思います。
なんにせよ、澄んだ夏空に一直線に引かれたスモークの白線は、紛うことなくきれいなものでした。
彼方を飛ぶT4型機を見ることができたのは幸運でした。
もう一つ、今回のブルーインパルスは、久しぶりの明るい報道写真の数々にクギづけになりました。
大手新聞社・通信社の写真部記者の面目躍如といった、すてきな写真の数々。
個人的に気分が高揚しましたし、月並みですが、ひじょうに感動しました。
新型コロナウイルス感染症対策に奮闘する医療従事者らに敬意と感謝の気持ちを示すため、自衛隊中央病院の上空を通過するブルーインパルス=29日午後、東京都世田谷区
新型コロナウイルス最新情報は⇒https://t.co/7tY1cLaL51 pic.twitter.com/pbJOCpe9NW
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 29, 2020
航空自衛隊の #ブルーインパルス が29日、東京の都心上空で、#新型コロナウイルス に対応する医療従事者に感謝を伝える飛行をしました。銀座やスカイツリー、都庁などの上空で6機が隊列を組み、白のスモークで直線を描きました。(松) pic.twitter.com/XY4Hh77eBw
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) May 29, 2020
医療従事者に感謝と敬意の気持ちを示すため飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」。写真は自衛隊中央病院の上空を通過するブルーインパルスに手を振ってこたえる病院関係者ら=山本博文撮影 #ブルーインパルス pic.twitter.com/J935JZTUVS
— 日経 写真映像部 (@nikkeiphoto) May 29, 2020
顔を上げる、上を向く、空を見るって、いいことだなぁと思います。
ところで、河野防衛相の下記ツイートの、
ブルーインパルス、帰投します。ありがとうございます!
東京五輪、さよなら国立に次いで、都心上空は3回目となります。— 河野太郎 (@konotarogomame) May 29, 2020
「帰投」という言葉に目が止まりました。
調べてみたら、航空機や艦船、兵士が基地に戻ることを意味するそうです。
気になって「帰投」の対義語を調べたのですが、ちょっとわかりませんでした。
あるサイトでは「出撃」となっていましたが、ブルーインパルスはいわゆる戦闘機ではないので(今回調べて、初めて知りました)、違いますよね。
誰か詳しい人、教えてください。