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ボトルキープについての浅い考察。

ボトルキープ

ボトルキープさせてもらっていたウイスキーを空にしました。
開栓が今年1月12日、飲みきったのが6月14日。ちょうど5か月です。
随分と粘ったものです。

基本、キープボトルというのはカジュアルに、何も考えずにパーッと飲む酒だよね。
今回のようにもったいぶるなど、自分のこととはいえ見苦しい。論外ですな。
偶然ですが今は見かけない、現行ボトルより少し前の「ロングロウ」を入荷いただいたものだから、本性=貧乏性が出ちまった。

ボトルキープはどれくらいの期間で空ければいいのか

ならば空けるまでに要する適正な期間とは? これは一概に言えません。
お店のルールとして、ウイスキーだろうと焼酎だろうと、取り置きの期間は1か月とも6か月とも。
それを超えると「流される(処分される)」みたいなことも言われます。

明言している店もあれば、暗黙のルール化している店もある。
客との関係性もあるでしょうから、何が正しいとは明言しづらいのですよね。

客側にとってボトルキープはメリットしかない

しみったれたことを言いたかないけど、断然お得に飲めるのがボトルキープの最大のメリットです。
たとえばワンショット(30ml)1,300円のシングルモルト700mlボトルを、ボトルキープ12,000円で入れたとして。

700ml÷30ml=ほぼ23杯(1本のボトルで作れる杯数)
23杯×1300円=29,900円

ということで、17,900円もお安くなる。
正直この差は無視できません。

あとは、まぁ多少の常連感による自己満足は得られるのかな、と。
デメリットを強いて言えば、「いやが上にも店に行かねばならなくなる」ということでしょうか。

ボトルキープには価格以上の意味がある

誰かから「ボトルキープは店と客との間で交わされる約束だ」みたいなことを聞いて、なるほどなと。
そこに通うと客が決め、それを店側が認めたという意味は、決して軽くないわけです。
だから個々人の事情はどうあれ、キープしたまま店に寄らなくなるのは、あんまり褒められた行為ではない。

自分が多少大人になったと自覚できたのは、これができるようになってからですが。
店側に「今すぐ持って帰って」と出禁になるような飲み方には気をつけないとね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性