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AIの進化で死者に対する敬意も失われつつある。

「死んだ愛犬をクローンとしてよみがえらせることができる」という記事を読みまして。
もちろんお金を積めばの話なのですが。ペットを飼っていたとして、亡くなったペットがそっくりになって帰ってくる。
あなたはどうですか、ありか、なしか。

正誤の問題ではなく、ましてや善悪の問題でもない。
ひじょうに難しく悩み深い問題ですが、自分が当事者なら「なし」かなぁ。
思い出は思い出として大事にしておく――そういう選択肢を取りたい。
飼っていたペットへの冒涜とまでは言わないにせよ、あまりにもよくできた「身代わり」ってのは違和感がある。

これはもちろん個人的な意見で、ペットロスのダメージが深い人なら、クローンの選択肢はありなのかもしれない。
正解のない問題なのですよ。

しかし、これが最近、SFさながらに人間界にも侵食してきたようです。
とりわけ著名人周辺がやると拡散されるから嫌でも知ることになる。
NHKスペシャルで『AIでよみがえる美空ひばり』が放送されたり、松田優作にCMで喋らせたり。
個人的には、「さすがにやりすぎではないか」と嫌な気分に襲われます。

最新技術で身体を動かすのみならず、生前言ってもいないことを勝手に台詞を作って言わせるとか、どうなのかな。
百歩譲って家族や身内がOKしたとしても、それはあくまでクローズドの世界=家の中で収めてほしいのよ。
そこには生きている人間のエゴしかなく、死者に対する敬意が決定的に欠けている。

AI社会のほんとうの恐ろしさは、人間の仕事がなくなることでもシンギュラリティでもなく、想像力の欠如による、

歯止めが効かなくこと

なんじゃないかな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性