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ニッカ デイズ:ミューズリー前面なフランス向けウイスキー

逆輸入ウイスキーといえばサントリー「季(TOKI)」を想起しますが、ニッカがフランス向けにリリースしているブレンデッドに遭遇しました。
グレーンみが際立っていて、カジュアルに飲むのがちょうどいいと感じます。

ニッカ デイズ(Nikka Days) 40%

  • 香り…柑橘主体の華やかさ。りんごのクランブルケーキ、オレンジピール、レモングラス。うすーくピートが横たわる。
  • 味…レモンケーキ、ミューズリーや焦げたナッツ、ドライフルーツのファッジ。後口はやや苦い。
  • 総評…グレーンみ強めのブレンデッド。水の割合を多めにワイワイ気楽に楽しむのが吉。

77点

@THE BLACK WIDOW

ニッカ デイズをテイスティング

ニッカの公式サイトでも触れられていない謎ウイスキーですから、当然レシピ等も非公開です。
同社のシングルモルト余市と、宮城峡蒸留所産のグレーン原酒が使用されているのはどうやら間違いなさそう。
ただ、それで全部かと言われると違う気もします。「ジャパニーズウイスキー」という錦の御旗を出していない辺りに、何か背景がありそうだなと勘繰ってしまいます。
謎は謎のままでしておくのがいいのだから、ああだこうだ言うのは止しときましょう。

飲み方

ざっとストレートでテイスティングした感じでは、やはりソーダ割りや水割りで飲むのが適任かと。
個人的にはシリアル、ミューズリー的なグレーンに寄り切られる感があり、ロックでもむつかしそう。
「こんなウイスキーもあるんだぜ」と仲間と気楽に飲むのがいい感じ。

日本のECでは4,000円台から販売されており、同価格帯のサントリー「季」を思い出さずにはいられません。
海外のライト層に照準を当て、ここから日本メーカーの商品に興味をもってほしいという意図からの商品化かな。
日本国内向けにも、もう少し選択肢をいただけると助かるのですが(廉価帯でw)。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性