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日本のインバウンド需要の実態が、安さしかなくてもいいんじゃね?

東京住みで毎日通勤で電車を使っていると、ラッシュ時でも普通に外国人ツーリストを見かけます。
スーツケースをごろごろと押して、混雑時でも平然としている彼らには、日本のウイークデーはどんなふうに映っているのかね。

中庸に塗れたアジアの小国の小市民からすると、彼らを見るたび「アンタの国や近隣諸国のほうがよっぽど魅力的なんだから、わざわざこんな国に来る必要なかんべ」と首を傾げちゃう。

言い方を変えれば、「日本なんて極東の国をよく見つけて、わざわざ来たね」と言えなくもないけど。

なぜ日本に大挙して来る?

首都・東京のほか、観光都市の京都くらいしか有名なところがない日本。最近ではニューヨークタイムズが「行くべき52か所」として盛岡、山口が選ばれる不思議な事象が。

でも、なんでこんなに観光需要に沸いているのか、なんとなく理解できてきました。

おそらく日本は、地球に残された、(文明の生きた国の中で)手垢の付いていない数少ない国のひとつであり、加えて円安によるお得感があるから。要するにネタ切れ感のある海外旅行候補先リストの中で、日本は都合のいい国なのです。
桜やニンジャ、スシがあるし、アニメや漫画の異色カルチャーはチラッと聞いたことあるし、なんだかよく分からんけど面白そうだなと。

もはや外貨に期待するしかない

海外はおろか、むしろ国内旅行のほうが下手すると高く付く。国内のホテルはどこも高騰。これじゃ動こうにも動けないよね。
でも悲観することはない。もはや内需を喚起するには手遅れですから、海外から人に来てもらって、バンバンお金を使ってもらわないとね。

個人的には移民はダメだが、観光で来てもらう分には歓迎という考え。気持ちよくチャリンチャリンしてもらって、末期症状の日本が少し延命できたらいいんじゃないかな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性