ドイツ製ジンの1ジャンル「シュタインへーガー」の1種、シンケンヘーガーを試してみました。
あまりに飲みやすくてビビりました。ジン特有のアタリやキツさが全然ないので。
シンケンヘーガー ジン(SCHINKEN HAGER GIN) 37%
- 香り…消え入りそうな心許なさ。若いバナナ、皮革。
- 味…フラット。うっすらとレモン、少量の加水でバニラ。
- 総評…シャキッとではなくフニャッとするジン。ゆえに食前酒だけでなく食中酒としても吉。
82点
@カドヤ黒門町スタンド
ドイツ西部・ヴェストファーレン州はシュタインハーゲン産のジンです。
「シンケン」はドイツ語でハムのことで、それらをペアリングする地域の飲み方に由来しているとか。
言われてみれば肉やパンがエチケットに描かれていますね。
飲んだところジンというよりもウオッカみを感じます。
ジュニパーさは皆無で、要するにプレーンなんですね。
一般的なロンドンジン、ディスティルドジンはベーススピリッツにボタニカル(ジュニパーベリーやスパイスなど)を漬け込んでから蒸留しますが、シュタインヘーガーはボタニカルからスピリッツを作ります。
方法が逆転しており、これが控えめな特徴に繋がっているのかも。
ちなみにロックでは上記ストレートで飲んだ印象とさほど変わらず。
ソーダ割りは炭酸水の如くでジンと判別不可のレベル。トニック割りでかろうじて個性が出たかな。
2025年7月にボトルキープしてから約2か月。もう少しだけ楽しめそうです。
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