東京・大森のBar Tenderlyにおじゃました際、カクテルの後にいただいた台湾シングルモルトのカバラン シェリーオーク。同店に勤務するカバランのブランドアンバサダー・櫻井悠奈さんの勧めで、そのカバランがこさえたジンもためすことができました。
この青とクリスタルの2層グラデーションのボトルデザインも涼しげですよね。この「カバラン ジン」をストレートでひと口ふた口……。含んでみて思わず口を衝いて出てきたのは、
「これは……もはやジンじゃない」
いやもう、ジンの尖がった感じがまるでない。ジンが苦手という人、だまされたと思って飲んでみてください。
フランス製ジン「エギュベル」を上回る優しい味わいで、南国の温かみとともにクリーム感に支配されます。まずはストレートで飲んでみてほしい。氷を入れるとそのままバニラアイスに変化するのでは?と期待してしまいます(氷は入れませんでしたが、想像です)。もちろんカクテルの主材料としてもイケるはず。丸みのあるマティーニ、いかがですかね。
ジュニパーベリーをはじめ、台湾ゆかりのフルーツがボタニカルに使用されているとか。ジンブームにさらなる旋風を巻き起こしそうなカバラン・ジン、現時点で日本未発売の模様ですが、おそらく時間の問題で入ってくることでしょう。ついにジンに着手か。次の一手はどう来るのか、シングルモルトの動きと同様ひじょうに楽しみです。
櫻井さんにお会いするのはカバランのセミナー以来。その節は、そして今回も良い機会をありがとうございます。また。
(2019年9月19日追記)
朗報です。カバランジン、日本市場で今年10月に発売されるようですよ。リードオフジャパン株式会社さんが公式にアナウンスしています。これは楽しみ! 情報をお寄せくださった方に感謝、ありがとうございます!
台湾プレミアムウイスキーブランド
「KAVALAN」より
なんとジンが新発売です!
「カバラン ジン」
10月上旬発売予定です。
どうぞお楽しみに! https://t.co/qAnFRdH0MZ— リードオフジャパン株式会社 (@LeadOffJapan) September 10, 2019