自宅飲みシングルモルトを更新。今回近所のリカーマウンテンで買ったのは、台湾の南投蒸溜所の「オマー(OMAR)」です。
ぼくの場合、自宅飲みシングルモルトは「700mlボトル5,000円以内で美味しいもの」がひとつの基準です。このオマーは4,500円(税込4,860円)ですから、チャレンジとしてはうってつけ。それにウイスキーフェスティバルで試飲して、きちんと試したいと思っていたんですよね。
オマー バーボンタイプ 46%
- 香り…アソートキャンディ、レモンピール、メイプルシロップ、樽香。後半にキウイ、ウスターソース。
- 味…軽いボディ。キャラメル。ややナッツ。加水してバナナ、マンゴー。
- 総評…南国フルーツを思わせる、台湾ウイスキーらしい亜熱帯テイスト。複雑にして多様な甘さが光る。
- 次に飲むのは?…カバラン バーボンカスク。と言いたいところだが、ラム酒やテキーラにスイッチするのが良いかも。
2008年設立の南投蒸溜所。来年2018年で10周年を迎えます。台湾最初のウイスキー蒸溜所であるカバランは、最近お値段的に過熱気味の様相です。
近い将来このオマーもどうなるか分かりませんが、熟成5年未満でこの内容とあらば末恐ろしいものを感じます。カバラン同様、メジャー化は時間の問題でしょう。
若いウイスキー好きとしては、今しか出回らない、このニューポッティーな感触を楽しんでおきたい。要注目です。
【2018年6月4日追記】
「オマー シェリータイプ」もテイスティングしてみました。