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ローズバンク。生産再開への期待と不安に思いを馳せる。

週末金曜日の駆けつけテイスティング。最初はマンハッタン、そのあとは気になっていた、伝説ともいわれるシングルモルトを口にしてみました。

シグナトリー ローズバンク 1990 16y

  • 香り…強め。訴えかけてくるような華やか。バラの植わったガーデン。レモンウォーター、芝生。
  • 味…酸味がやや強い。レモンウォーター、ややスパイシーでミョウガっぽさも。加水して黒胡椒。
  • 総評…これが3回蒸溜?と思うほど、華やかで主張があって個性的。
  • 次に飲むのは?…クライヌリッシュ14y。

@Bar Atrium Ginza

ローズバンク シグナトリー

ラベルの上部で主張があるように、3回蒸溜のローランドモルトです。ローランドといえばディアジオの誇るクラシックモルトの一つ、グレンキンチーが挙げられますが、このローズバンクもディアジオ(当時はUD社)の所有でした。

1993年にシャットダウンしてしまい、現在は稼働してません。が、このローズバンク、なんと再稼働の話が。ボトラーズのイアン・マクロード社がディアジオから権利を買い取り、2019年までに再稼働させるとのこと。サイトも立ち上がってますね。

ディアジオはカルト的人気を誇る北ハイランドのブローラ、アイラのポートエレンもリブートする話があります。本当ならすごいことですが、伝説となっているクオリティの完全再現まではどうでしょうか。

ブランド名ありきの今的なリプロダクトとしたら……。それはそれで否定しませんが、昔のファンは複雑な気持ちを抱くかもしれませんね。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性