ギフト限定のノンエイジ「山崎」新入荷とのことで、テイスティングしてみました。
山崎リミテッドエディション2017
- 香り…ブドウ、ダークチェリー。時間たつとカカオ。
- 味…やや酸味強く、ミディアムライト。レーズン、プルーン、後口はドライ。
- 総評…「シェリー樽っぽい山崎」という感想。従来の山崎の複雑な香味とはまた違う魅力だが、評価は割れそう。
- 次に飲むのは?…フェッターケイアン、ヘリヤースロード辺りの意外性。
@カドヤ黒門町スタンド
アメリカンオーク樽で寝かせた若い原酒と、ヨーロピアンオークのシェリーやポートワイン樽で20年以上熟成させた原酒をヴァッティングさせたそう。
色の濃さと随所にシェリーっぽさが表れます。若いウイスキーも好きな人間としては、熟成感さほどでもないのはオッケー。「山崎18年」「山崎25年」に愛着ある方には微妙かもしれません。
原酒の老若の割合が全く分かりませんが……。この限定版は、お値段的にもまぁ若めのほうが多いのだろうと推測します。
この日はやはり新入荷という、ローンウルフ蒸留所のジンを。ローンウルフといってもピンと来ないでしょうか。日本でも六本木に直営パブを展開するブリュードッグが所有する蒸留所といえば、「!」となるビール好きも多いことでしょう。
このジンはワンショット・ディスティレーション(1回蒸留)で造られるスモールバッチのロンドンドライジンだそうで。ひとくちふた口、さながらジン版の”あらばしり”の様相でした。こらまたやんちゃというかパンク。どんな酒を生み出してくれるのか、楽しみでなりません。