等身大でいい、できることのgiveをする。

締切のピーク只中、ハッとする出来事がありました。腕利きの派遣社員さんが、職場近くの店で差し入れ(たい焼き)を買ってきてくれたのです。自席でテイクアウトのお弁当をつついているときに「どうぞ」と差し出され、面食らってしまいました。しかも「私が食べたかったので、ついでに」と言って、こちらに気を遣わせないように一言添える優しさ。

恐縮して受け取りながら、思わず口にしてしまいました。「ありがとうございます。こういうことって(立場的に)僕がやらなきゃいけないことですよね。気がつかなくて……(スミマセン)」と。

弁当を平らげた後でもペロリ。本当に美味しくって、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。のでアイキャッチは空き袋だけの絵柄です。人からもらったお菓子って、なぜこんなに美味しいのでしょうね。

ましてやピーク時ですからね。こういうときの差し入れ、かなりうれしいものです。僕はといえば、自分のことで精いっぱいになってしまい、周りを気遣う余裕がない。まったく情けない。恥じ入り、反省しました。

このスーパー派遣さんは、データ作成において今やウチの部に欠かせない存在です。この人がいなければ我々は立ち行かなくなります。それほどの人だから、自分自身相当忙しいはずのに、フロアで僕のいる島7人分をポケットマネーで買ってきてくれたのです。

些細なことかもしれません。しかし勤務中であろうとなかろうと、日常でこういう気遣いができるようになれる大人でありたいもの。もちろん恩着せがましくでなく、さりげなく。そしてこの「さりげなく」が難しい。

世のご同輩の中年諸兄、パワハラ、セクハラを起こしているようじゃ、あっという間に駆逐されまっせ(起こしているヤツには自覚ないんだろうけど)。人生経験だけでしか若い人には勝てないようじゃ、先が知れてる。その経験をムダにしないために、できることのgiveを少しでもいいからしてみよう。

僕もとりあえず、週明けにたい焼きのお返しをおすそ分けします。