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相手が自分のことを覚えていない前提で話す。相手には名前で呼びかける。

東京国立博物館 法隆寺宝物館

初対面以降あまり会わない、もしくは全く会わない。仕事で人を相手にする以上、そんなケースがある。投資家の藤野英人さんくらい多数の人と会う人となれば、相手の顔と名前を一致させるほうが離れ業というものだろう。

グループでの会合でも複数回やり取りがあれば、互いに顔と名前を認知しそうだが、それですら日がたってしまうと忘れてしまうかもしれない。

だから僕の場合、相手と知り合いであっても、相手が自分のことをちゃんと認識しているという確信がないかぎり、名乗るようにしている。

「ご無沙汰してまっす、hirokiといいますー」

みたいに。

名乗ることで、「お久しぶりです」と再びの会話の端緒となる。「顔はなんとなく見たことあるけど、誰だっけなー」「どこで会ったっけなー」と必死に巻き戻すけど、たいてい出てこない。

だから自己紹介の後で、「〇〇のとき以来ですね」とさらに一言加えると、ますます会話がスムーズになる。

自分が覚えているからといって、相手が自分のことを覚えているとは限らない。一方通行というか、片思いのことは実はよくある。自分が好意的に相手に接していても、その返報性は100%ではない。それは仕方ないことで。

だから僕はなるだけ、人に話しかけるとき、「〇〇くん」「〇〇さん」と呼ぶことを心がけている。嫌いな人は別にして。いきなり用件から会話に入ったり、「あのさ」「ねぇねぇ」など曖昧にしたりしない。

認知されていると感じると、ぼくはうれしい。「この人に名前を憶えてもらえたら最高だ」という人もいる。そうなるために、まずは自分から実践しています。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性