成果を上げる組織のあり方とは?

第84回池袋読書会に参加してきました。7月の課題本は、『ティール組織-マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー著、英治出版)です。

全590ページ(!)にもわたる本と知らず、書店で目にしたときは参加ポチしたことがよかったのかと一瞬思いましたが、やはりチャレンジして良かったです。

会場はYahoo!LODGE(千代田区紀尾井町)、参加者は主宰もんざさん含め7名でした。

ヤフーロッジ

今回の読書会では90分でABD方式(通常180分)という手法で行われました。ABDとはアクティブ・ブック・ダイアローグのことで、1名が2~3章を担当し、2分リレーで各章を口頭で紹介します。タイマーで時間チェックしながら、参加者全員が課題本からエッセンスを抽出し、その場で共有するというもの。

僕はこのやり方を初体験したのですが、2分が長い、長い。なにしろ課題本をきちんと読み込んでいなかったものですから、他の方と違って浅い感想文のようなプレゼンになってしまいました。けれど斜め読みとはいえ、タッチしないより全然いい。得るものがたくさんで、普段埃を被っている脳みそを使いまくりました。

読書会では「ティール(進化)型の組織は広がるか?」という柱で意見が交わされました。著者のいうところのティール組織とは

自主経営(セルフ・マネジメント)、全体性(ホールネス)、存在目的

のすべてあるいはいずれかが備わった組織のこと。

3つの定義についての詳細は本をひもといていただくのが一番ですが、

  • 自主経営:ヒエラルキーで動かされるのではなく、管理者や同僚と対等な関係で動く。
  • 全体性:組織の構成員だからといって自分を演じることなく、皆がオープンマインド。それでいて一体感、価値観を共有できる。自分をちなみに「全体主義」ではない。
  • 存在目的:組織の存在意義、将来の方向性を常に追求する。つまり絶えず変化する。

ととらえました。

現在多くの企業でみられる型、型から進化した未来のあるべき組織のスタイルです。やはり一人ひとりが仮面を脱ぎ捨て、アサーティブネスに躍動できる組織が強いのだなぁ、と。

言うは易しなのだけど、経営層のみならず社員一人ひとりの意識、(面従腹背ではない)価値観の共有がなされたら、これ以上ないパフォーマンスが発揮され、ひいては業績にもつながるのでしょうね。

今まさに置かれている我が身の状況を顧みると、性善説で生きるのは難しい。でも、諦めず腐らず、取り組んで行こうと奮い立った機会をもらいました。ご参加の皆さん、ありがとうございました。

ヤフーロッジ入口