ケイデンヘッドのクライヌリッシュ、爽やかさと甘さの両輪。

ケイデンヘッド クライヌリッシュ21年

神楽坂サンルーカルさんが臨時休業で、ほど近いM’sさんに。こちらスコッチの数が半端でない。どうしようかなと相談したら、今月のおすすめということでケイデンのクライヌリッシュをいただきました。

ケイデンヘッド スモールバッチ クライヌリッシュ 21y カスクストレングス 51.6%

  • 香り…穏やか。ミルクチョコレート、オレンジピール。飲み進むにつれ、新緑のような爽やかさに。
  • 味…麦主体の甘さ。カマンベールチーズ、レモンウォーター。余韻は長め。
  • 総評…クライヌリッシュ特有のクセは鳴りを潜め、程よい熟成感。食前酒としても良さそう。
  • 次に飲むのは?…アンノック12y。

@M’s Bar 神楽坂店

ケイデンヘッド クライヌリッシュ21年

このクライヌリッシュのスペックは21年という以外不明ですが、色合いや飲んだ感じからするとシェリー樽ではなく、バーボン樽由来のような気が(誰かおせーて)。個人的にはタイプです。素直というかわりと広範に受け入れられそうな味わいでした。

ケイデンヘッドのホームはキャンベルタウン。といえばスプリングバンクを所有するJ&A・ミッチェルが経営するボトラーズです。個人的にスプリングバンクもロングロウも大好きなので、ケイデンのボトルを見かけるたびにニンマリしてしまいます。

そういうミーハー……というかブランド志向な見方になりがちですが、まぁこの性分は仕方ありません。

久しぶりのシングルモルトのテイスティングで、全然言葉が出てきませんでした。カジュアルでいいから常にテイスティングするという意識付けしないと。経験と知識と語彙力をどれだけ蓄積しているかで、アウトプットの質量に表れます。楽しみながら増やしていきたいですね。

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