仙台&ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所に行った際、自分へのおみやげに持ち帰ったウイスキー。そのうちの蒸留所限定ブレンデッドウイスキーを開栓しました。
宮城峡蒸留所限定ブレンデッドウイスキー 40%
- 香り…控えめだがチクッとする入口。柑橘系のフレッシュさ、レモングラス。後半に紙粘土、もみ殻。少しだけ硫黄っぽさも?
- 味…麦由来の甘み。ライチ。後口はブラックペッパーとトロピカルフルーツがない交ぜに。余韻は短い。
- 総評…シングルモルト宮城峡をさらに柔らかくした印象。ストレートでも飲みやすい。
- 次に飲むのは?…ウルフバーンまたはエイコーン グレングラント22y。
フレッシュフルーツから若さゆえの(?)硫黄感まで、多彩な表情が回遊するブレンデッドウイスキーです。シングルモルト宮城峡12年ほどの深みには及びませんが、その分バランスに秀でていて軽やかな印象。同じニッカウヰスキーの余市と飲み比べてみたかった。
それと特有のモルティーな感じと硫黄っぽさ。思い出したのは「ウルフバーン」とエイコーンの「グレングラント22年」。これらを、グレーンの力をもって穏やかにして飲みやすくしたウイスキーという印象を持ちました。まったく繋がりのない連想です。
個人的にはタイプです。同じ蒸留所限定のシングルモルトのほうも別途レビューします。