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お酒のツケ払いは、アリかナシか。

バーテンダーや酒販店のスタッフなど、お酒のプロに対して質問をすることはしょっちゅう。たいていは飲む、買う、これから試す酒についてのことです。

それ以外で、好奇心もあってちょっと聞きづらいことを聞いたことがあります。自分はそれをしないけど、と前置きしたうえで

「『今日の払いはツケで』という客はいるのか。仮にもし、そう言われたらどう対応するのか」

ツケ払い=行きつけの飲み屋さんで、「ママ、ツケにしといて」「マスター頼むね」などと言って、現金の支払いを後回しにすることです。次回来店時や、月に一度まとめてか、ボトル入れたときか。とにかくまぁ後払い一括なわけです。

たぶん40代以上の人は昔の『サザエさん』『こち亀』のようなマンガやテレビドラマで、ツケ払いの催促から逃げまくる人の絵を見たことがあるでしょう。そんな光景のことです。

言うまでもなく現在はクレジットカードが、ツケ払いの約束手形みたいなものですよね。ここで言うのは手持ちがなくてカードも使わない客、財布を忘れた客のことです。で、どーなの?

いつも行く、おなじみのBARのKさんは「いないですね。万一言われても対応しません」。とある路面店の酒屋さんも「そういう方はいらっしゃらないですねぇ」と、どちらもそっけない。

Kさんが少し補足してくれました。曰く「ツケ払いなんて、そのお店との信頼関係がよほどできていない限りありえないよ。たとえばオーナーと懇意であるうえで、オーナーが特別にOKしているとか」と。なるほど店と客の関係を超越した、個人的な関係それもかなり特別という場合……なんでしょうね。

クレジットカードが大嫌いなどと言っておきながら、ここ最近クレカで会計を済ませることが多くなってしまってます。あぁ次回自戒。

おっと。クレカ全否定みたいなことを書きましたが、今の時代そんなのありえない。

たとえばホテルにチェックインする際、予約した手段によってはデポジットを求められるときがあります。前金1万円とか半額くらいとか、一概に言えませんが。その際にクレカを差し出すなり、現金を前払いします。

ホテルがなぜデポジットを求めるかというと、客の信用を見たいからなんですよね。だからたぶん、客は現金で払うよりカードを提示したほうが良いわけです。信用の度合いはもちろん、個人情報がわかりますからね。客はカードを提示することで「私は信用できる人間ですよ」と暗に言っているも同然なんですね。

ほかにも、会計をスムーズにするため、高額な決済をするときなど、時と場合によってはクレカ払いのほうがスマートなとき、けっこうあります。

だからまぁ固執せず、時と場合に応じて、カード(のツケ払い)を使おう。そうだ、Kさんから頼まれていることがあったんだ。それもちょっと同業のプロに聞いてみますね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性